加齢に伴い男性ホルモン量が低下することによる症候をLOH症候群(加齢性腺機能低下症)と呼びます。
LOH症候群は、うつ、性機能低下、認知機能の低下、骨粗鬆症、心血管疾患、内臓脂肪の増加、血糖値とコレステロール値の上昇に関連し、メタボリック症候群のリスクファクターになります。また心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患のリスクを高めます。男性ホルモン量が低下すると、活力と性機能が損なわれ、QOL(生活の質)に大きな影響を与えるだけでなく、寿命も低下することが最近の研究で明らかになっています。
初診時には、血液検査と問診スコアでLOH症候群の診断を行い(保険診療が可能)、患者様の状態とご要望により、以下の男性ホルモン注射、gel剤、内服薬の中から選択、組み合わせて男性ホルモン補充療法を行います。
男性ホルモンが増えると若々しくエネルギッシュに
メンタルが安定してポジティブに
筋量が増え脂肪が落ちる
男性機能が強くなる
- 定期的に男性ホルモン値の測定と、PSA値(前立腺がんの腫瘍マーカー)の測定が必要となります。